頭痛はよくある症状ですが、原因は片頭痛・緊張型頭痛・副鼻腔炎・発熱を伴う感染症・高血圧などさまざまです。多くは緊急性が高くありませんが、なかには早急な対応が必要な頭痛もあります。
このページで分かること
- 頭痛で内科に相談できるケース
- 救急受診を考える危険なサイン
- 市販薬を続ける前に確認したいこと
- 受診時に伝えるとよい情報
頭痛の主な原因
片頭痛
ズキズキする痛み、光や音がつらい、吐き気を伴うなどの特徴があります。繰り返す場合は、頻度・きっかけ・薬の使用回数を確認します。
緊張型頭痛
首や肩のこり、長時間の同じ姿勢、睡眠不足、ストレスなどが関係することがあります。締め付けられるような痛みとして感じることがあります。
副鼻腔炎・発熱を伴う感染症
鼻づまり・膿のような鼻水・頬や額の痛み、発熱を伴う場合は副鼻腔炎や感染症が関係することがあります。発熱や咳がある方は来院前にお電話ください。
血圧や生活習慣病に関連する頭痛
血圧が非常に高いときや、睡眠時無呼吸症候群で朝の頭痛が目立つ場合があります。血圧記録や健診結果があると診察の参考になります。
受診の目安
| 様子を見てもよいことが多い例 | 軽い頭痛で短時間で改善し、発熱・麻痺・意識の変化がない場合。ただし繰り返す場合は受診をご検討ください。 |
|---|---|
| 内科で相談 | 頭痛が数日続く、発熱・鼻症状がある、血圧が高い、痛み止めを何度も使っている、生活に支障がある場合。 |
| 救急を検討 | 突然の激しい頭痛、麻痺・しびれ・ろれつが回らない、意識障害、けいれん、高熱と首の硬さがある場合。 |
すぐに救急を検討するサイン
- これまで経験したことがない突然の激しい頭痛
- 手足の麻痺・しびれ、顔のゆがみ、言葉が出にくい
- 意識がぼんやりする、けいれんがある
- 高熱と首の硬さ、光がまぶしい症状を伴う
上記がある場合は、救急外来または119番をご検討ください。
受診時に伝えるとよいこと
- いつから、どこが、どのように痛むか
- 発熱・吐き気・鼻症状・めまい・しびれの有無
- 血圧、睡眠、ストレス、月経との関連
- 使用した市販薬の名前と回数
痛み止めの使いすぎに注意
市販薬で一時的に楽になる場合もありますが、頻回使用は薬剤の使いすぎによる頭痛につながることがあります。月に何度も必要な場合はご相談ください。
よくある質問
頭痛は何科を受診すればよいですか?
発熱・血圧上昇・副鼻腔炎症状・生活習慣病が関係しそうな場合は内科で相談できます。神経症状を伴う場合は救急や脳神経科が必要なことがあります。
市販薬を飲み続けてもよいですか?
頻回に使用している場合や、頭痛が繰り返す場合は受診をご検討ください。薬の名前と使用回数をメモしておくと診察がスムーズです。
頭痛とめまいが同時にあります。
突然の激しい頭痛、麻痺、言語障害、意識の変化を伴う場合は緊急性があります。これらがなくても長引く場合は受診をおすすめします。