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みなとファミリークリニック 院長 矢田篤司

MESSAGE FROM THE DIRECTOR

当院の診療について、
知っていただきたいこと

― 院長より ―

インフルエンザなどの感染症の受診とワクチン接種が重なり、待ち時間が長くなったり、電話がつながりにくくなったりすることで、ご不便をおかけしております。特に、予約をしてお越しいただいたにもかかわらず長くお待たせしていることを、申し訳なく思っています。

口コミを含め、いただいたご意見を拝見する中で、当院がどのような診療を目指しているのか、なぜ専門の医療機関をご案内することがあるのかを、改めてお伝えしたいと思いました。

幅広く相談できる、身近な家庭医でありたい

私は、医師を志したころから、地域の皆さまが困ったときにまず相談できる「町医者」「家庭医」でありたいと考えてきました。

内科での研修を終えた後も、小児科、皮膚科、整形外科の先生方にお願いして外来で学ぶ機会をいただき、日常のさまざまな相談に応えられるよう経験を積んできました。

当院が内科・小児科・皮膚科などを掲げているのは、相談できる症状や診療の範囲をお伝えするためです。ただし、それぞれの分野のすべての病気について、高度な専門診療まで当院だけで対応できるという意味ではありません。

幅広く診るからこそ、自分が対応できる範囲と、専門的な評価が必要な範囲を見極めることが大切だと考えています。

紹介や、薬を処方しない判断にも理由があります

診察の結果、当院の設備や体制では十分な検査・治療が難しいと考えられる場合には、専門の診療科や総合病院をご案内します。状態によっては、入院の必要性も含めて病院で判断していただくことがあります。

その際、紹介先での評価や治療を優先し、当院では薬を処方せずに受診していただく場合もあります。また、繰り返す症状などについて、今後は専門の診療科で相談された方がよいとお伝えすることもあります。

「ここで薬をもらえると思っていた」「このクリニックで治療を続けたかった」というお気持ちと、診療上必要と考える方針が一致しない場合があることは、承知しています。

それでも、専門的な検査や治療が必要と判断したときには、その必要性をお伝えします。紹介することも、患者さまを必要な医療につなぐための大切な役割だと考えているからです。

その判断とともに、「なぜ紹介が必要なのか」「次に何をしていただきたいのか」を、分かりやすく説明することを大切にしていきます。

一度の診察では、原因を断定できないこともあります

診察をしても、その場ですべての原因が分かるとは限りません。症状の経過を見たり、追加の検査や専門的な診察が必要になったりすることもあります。

原因を尋ねられても、現時点では「分かりません」「まだ特定できません」とお伝えする場合があります。分からないことを、分かったように断定しないことも、診療に必要な姿勢だと考えています。

一方で、その言葉だけでは不安が残ることもあると思います。現時点で分かっていることと、まだ判断できないこと、その後の対応についてもお伝えできるよう努めます。

待ち時間について、現在の状況をお伝えします

待ち時間の改善に向けて一部予約制を導入し、予約枠や診療の進め方の見直しを行っています。

しかし、感染症が増える時期や休み明けには、当日の受診が必要な方が増え、一人ひとりの診療に必要な時間も異なるため、予約時間から大幅に遅れてしまう日があるのが現状です。

現在の限られたスタッフ体制では、混雑時にもすべての方を予約時間どおりにご案内することを、お約束できません。この点は、曖昧にせずお伝えしなければならないと思っています。

ただ、予約をして予定を調整し、体調が悪い中でお越しくださった方にとって、大きな負担であることも理解しています。診療体制の事情をご説明することと、お待たせしているご負担を受け止めることは、別のことだと考えています。

すぐにすべてを解消することは難しいものの、予約枠や受付・診療の流れについて、引き続き見直してまいります。

診療方針への疑問も、遠慮なくお伝えください

こちらが説明したつもりでも、患者さまが一番心配されていることに、十分お答えできていない場合があると思います。

「なぜこの方針なのか分からない」

「まだ伝えられていない症状がある」

「説明を聞いても不安が残っている」

そのようなことも、診察の際にお伝えください。診療方針に疑問を持つことや、質問をすることを、遠慮していただく必要はありません。

私自身、ご意見を拝見して悩み、どうお伝えすればよかったのかと考え込むこともあります。それでも、困ったときに相談できる身近な医師でありたいという思いは、変わりません。

外来診療に加え、乳幼児健診、学校医・園医、夜間休日急病診療所の当番などにも携わりながら、地域の医療に関わっています。

当院でできることを丁寧に行い、当院だけでは難しい場合には必要な医療につなぐ。できることも、できないことも正直にお伝えしながら、患者さまと相談できる関係を大切にしてまいります。

みなとファミリークリニック
院長

気になることは、診察時にお伝えください

症状のこと、方針のこと、不安に思っていること。どんなことでもお聞かせください。