🌞 UV・スキンケア

日焼けしてしまったら。
赤み・ヒリヒリ・水ぶくれの対処とケア方法

📅 公開 2026-04-21 / 更新 2026-06-11 🩺 院長 矢田篤司 監修 📖 約5分で読める
UV対策 日焼け止め スキンケア 敏感肌

日焼けをしてしまったとき・日焼け止めが肌に合わないと感じる方へ。このページでは、日焼け後の赤み・ヒリヒリ・水ぶくれへの対処法と受診目安、および日焼け止めの選び方(市販品と医療機関品の違い)をまとめています。

水ぶくれができている・発熱している・強い痛みが続くなど気になる症状がある場合は、皮膚科へのご相談もご検討ください(TEL: 052-659-0017)。

「塗ると肌が赤くなる」「べたつきやニキビが気になって毎日続けられない」「どれを使っても合わない気がする」──そうお悩みの方は、選び方を変えることで、肌に合う商品が見つかることがあります。

結論から言うと、市販の日焼け止めにも良い商品は多くあります。「医療機関で買わなければダメ」ということはありません。ただ、肌トラブルが続くときは、選ぶ環境ごと変えることが助けになる場合があります。この記事では、その違いと、相談先がある場面についてお伝えします。

日焼け後の症状と対応の目安

日焼けとは、紫外線(UV)による皮膚の炎症反応です。程度によって症状が異なり、適切な対応も変わります。

軽度の日焼け(赤み・ヒリヒリ)

皮膚が赤くなりヒリヒリする程度であれば、多くの場合は数日〜1週間ほどで落ち着きます。

  • 流水や清潔なタオルで包んだ保冷剤でやさしく冷やす(氷を直接当てない)
  • 保湿ローションなどで皮膚を保護・保湿する
  • 刺激の強いスキンケアは一時的に控える
  • こまめに水分補給をする
  • 日焼け部位をこれ以上日光にさらさないようにする

中〜重度の日焼け(強い痛み・水ぶくれ・発熱)

水ぶくれ(水疱)がある場合や強い痛みが続く場合は、皮膚科への受診をご検討ください。

⚠️ 水ぶくれは自分で潰さないでください

潰すと細菌が侵入して感染するリスクや、傷跡(瘢痕)が残るリスクがあります。清潔なガーゼや布で覆い、医療機関で処置を受けてください。

✅ 受診を検討するサイン

  • 水ぶくれ(水疱)ができている
  • 痛みが強く、眠れないほどである
  • 発熱・頭痛・悪寒がある
  • 広い範囲が赤く腫れている
  • 翌日以降も症状が改善しない
  • 子どもがぐったりしている

ℹ️ 発熱・頭痛・ぐったりには熱中症にも注意

日焼けが広範囲で発熱・吐き気・強い頭痛・立てないほどのだるさがある場合は、熱中症・日射病の可能性もあります。安静・水分補給を行い、症状が続く場合は医療機関を受診してください。緊急性が高い場合は119番にご連絡ください。

① 市販品にも良い商品はたくさんあります

近年、市販の日焼け止めの品質はとても高くなっています。SPF50+ PA++++といった高い紫外線防御指数を持つ商品が手ごろな価格で手に入り、テクスチャーや使用感も豊富に選べます。

毎日こまめに塗り直せる軽めのもの、ウォータープルーフタイプ、ジェルやスプレーなど、ライフスタイルに合わせて選べる幅の広さは市販品の大きな強みです。

☀️ 日焼け止め選びで大切なこと(市販品・医療機関品共通)

  • SPFとPAの数値を参考に用途で選ぶ(日常使い vs レジャー)
  • 毎日継続して使えることが何より重要
  • 塗り直しをこまめにする(2〜3時間ごとが目安)
  • 顔だけでなく首・手の甲なども忘れずに

② 医療機関の日焼け止めとは

「医療機関の日焼け止め」とは、一般の薬局やドラッグストアでは販売されていない医療専売品・医薬部外品を指します。皮膚科や内科クリニックが独自に取り扱う商品で、成分の選定や配合バランスに特徴があるものが多いです。

当院ではアレルギー・敏感肌への対応や、毎日使いやすいテクスチャーを考慮した商品の取り扱いをしています。詳しくは後述の「当院での対応」をご確認ください。

⚠️ 「医療機関だから絶対に良い」ではありません

医療機関の商品が万人に優れているわけではありません。肌の状態や目的によって、市販品で十分な場合も多くあります。大切なのは自分の肌状態に合ったものを継続できることです。

③ 市販品との主な違いは「選ぶ環境」にある

成分や品質の差だけでなく、医療機関で取り扱う商品の大きな強みは「診察や相談と合わせてご提案できること」にあります。

ドラッグストアでは自分で商品を選ぶことになりますが、肌の状態や過去のトラブル、他に使っているスキンケアとの相性などを踏まえて選ぶのは、なかなか難しいものです。医療機関では、そうした相談を含めて「自分に合いそうなもの」を一緒に考えることができます。

④ こんな方は相談先があると安心

次のような状況にある方は、医療機関で一度ご相談いただくと、選び方の参考になるかもしれません。

  • 市販の日焼け止めで肌が荒れた経験がある
  • 成分(紫外線吸収剤など)への刺激が気になる方
  • ニキビ・アトピーなど肌のトラブルがある方で、何を選べばよいか迷っている
  • 毎年日焼け止めを買い替えるがなかなか継続できない
  • 飲む・塗る・生活習慣も含めて、UV対策をトータルで見直したい

「必ず医療機関の商品を使ってください」ということではありません。ただ、相談できる場所があると、選択肢が広がるという意味でご案内しています。

✅ こんな症状は皮膚科への相談がおすすめ

  • 日焼け止めを塗ると毎回肌が赤くなる・ヒリヒリする
  • 市販品を何種類か試しても合うものが見つからない
  • アトピー・敏感肌があり、何を選べばいいか判断できない
  • ニキビが悪化しそうで日焼け止めを避けている
  • 肌のシミ・色ムラが増えてきて皮膚科で診てもらいたい

⑤ 塗る・飲む・生活面の紫外線対策を組み合わせる

紫外線対策は、塗るタイプの日焼け止めだけが選択肢ではありません。目的や生活スタイルによって、以下のような方法を組み合わせることができます。

塗るタイプ(日焼け止め)

最も効果的な紫外線防御手段です。SPF・PA値を目的に合わせて選び、こまめな塗り直しが大切です。当院では肌の状態に合わせた商品をご提案しています。

飲むタイプ(サプリメント)

「飲む日焼け止め」と呼ばれるサプリメントは、塗る日焼け止めを代替するものではありません。内側からのケアを補助する位置づけで、塗るタイプと必ず組み合わせて使用するものです。当院では U・Vlock(ユーブロック)の取り扱いがあります。

生活面の工夫

帽子・サングラス・UVカットの衣類など、物理的に紫外線を遮断する方法も効果的です。外出時間帯(UV量が多いのは10〜14時前後)を意識するだけでも違います。

🌿 組み合わせの考え方(一例)

  • 普段のお出かけ → 軽めの日焼け止め + UV服・帽子
  • 夏のレジャー → SPF50+ ウォータープルーフ + 塗り直し + 帽子
  • 屋内でも気になる方 → 日常使いの日焼け止め + 飲む系サプリの補助的活用

※組み合わせはあくまで一例です。肌の状態や体質によって適切な方法は異なります。

⑥ 当院での対応

みなとファミリークリニックでは、スタッフへの相談のうえで以下の商品の取り扱いをしています。

  • iniks(イニクス)バリアUVプロテクション:ニキビ肌向けの日焼け止めライン
  • iniks UVプロテクション:軽いテクスチャーの日焼け止め
  • iniks デイエッセンス:日焼け止め効果を持つ美容液
  • U・Vlock(ユーブロック):飲む系サプリメント(塗る日焼け止めと組み合わせて使用)

「自分の肌に何が合いそうか分からない」という方も、来院時に気軽にスタッフへお声がけください。無理にすすめることはありません。

→ 当院のUV対策商品一覧・価格を見る(uv-care.html)

よくある質問

Q. 日焼け止めはSPF値が高いほど良いですか?

SPFが高いほど紫外線防御力が高まりますが、肌への負担も増える傾向があります。日常使いにはSPF30〜50程度、レジャーや長時間の屋外活動にはSPF50+がおすすめです。継続して使えることが最も大切です。

Q. 日焼け止めで肌が荒れる原因は何ですか?

紫外線吸収剤・防腐剤・香料などの成分が合わない場合があります。ノンケミカル(紫外線散乱剤のみ)タイプや低刺激処方の商品を試すのが一つの対策です。肌荒れが続く場合は皮膚科への相談をおすすめします。

Q. 医療機関の日焼け止めは市販品と何が違いますか?

成分の選定や配合に特徴のある医療専売品が多く、皮膚科・内科での診察・相談と合わせてご提案できる点が最大の違いです。市販品でも優れた商品は多くあり、医療機関のものが必ずしも優れているわけではありません。

Q. 日焼けで水ぶくれができました。自分で潰していいですか?

潰さないようにしてください。潰すと細菌が入り感染するリスクや、傷跡が残るリスクがあります。水ぶくれが広範囲にある場合や強い痛みが続く場合は、皮膚科を受診してください。

Q. 日焼けの翌日に発熱しました。どうすればいいですか?

日焼けとともに発熱・悪寒・強い頭痛・吐き気などがある場合は、熱中症・日射病の可能性も考えられます。安静にして水分補給をしながら、症状が続く場合は医療機関の受診をご検討ください。

Q. 子どもが日焼けしてしまいました。大人と同じ対応でよいですか?

基本的なケア(冷やす・保湿)は同様ですが、子どもは体表面積に対する影響が大きく、発熱・脱水が起きやすい傾向があります。水ぶくれができている・発熱している・ぐったりしているといった場合は、早めの受診をご検討ください。

⑦ まとめ

  • 市販の日焼け止めにも良い商品は多く、「医療機関のものでなければダメ」ではありません
  • 医療機関で取り扱う商品の強みは、診察・相談と合わせてご提案できることにある
  • 肌が荒れやすい方・刺激が気になる方・なかなか継続できない方は、相談先として活用できます
  • 紫外線対策は塗る・飲む・生活面の工夫を組み合わせることで幅が広がります
  • 一番大切なのは、自分に合ったものを毎日継続することです

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院長 矢田篤司

矢田 篤司

みなとファミリークリニック 院長

三重大学医学部卒。内科・小児科・皮膚科・リハビリ科を擁する地域密着型クリニックの院長として、総合診療・家庭医の考え方を大切にしています。

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